【2022年W杯・展望(男子フリースタイル)】イラン、世界選抜の強豪選手に、どこまで食いつけるか・70㎏代表/大野恵太郎(玉名工業/日体大)
【2022年W杯・展望(男子フリースタイル)】イラン、世界選抜の強豪選手に、どこまで食いつけるか
B組予選1回戦 日本-イラン(11日午前1時=A組のあと実施)
《展望》イランはベストに近いメンバー。若手中心の日本が勝機をつかむには、軽量級5階級を全勝するか、4勝して重量優に1勝を託すかとなろう。米国協会は「一方的になる可能性がある」と予想する一方、日本の若い選手は自らの名前を世界にアピールし、世界に飛躍するチャンス、とも記している。
【70kg級】大野恵太郎(日体大)- Fazlikhalili, Aliakbar Aliashgar or Yazdani Cherati, Amir Mohammad Babak
昨年のU23世界選手権3位のアリアクバー・ハズリハリリと、今年の同2位のアミール・モハマド・ヤズダニチャラティのどちらが出てくるか。どちらであっても、同世代の大野にとって、負けられない一戦。
B組予選2回戦 日本-世界選抜チーム(11日午前6時=A組のあと実施)
《展望》出場5ヶ国以外の強豪選手を集めた世界選抜チームが相手。世界王者もいて、若い日本チームの苦戦は否めない。日本が世界一に輝いた階級の61kg級(森川海舟)、70kg級(大野恵太郎)、U23世界一に輝いた86kg級(白井達也)などで白星をマークし、チームの勝利に近づきたいところ。
【70kg級】大野恵太郎(日体大)- Akmataliev, Ernazar(キルギス)
エルナザル・アクマタリエフは、アジア選手権と世界選手権で、ともに成國大志に敗れている。日本選手への苦手意識があれば、大野にも十分勝機があろう。
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