【県高校総体】団体戦、個人戦みどころ
平成30年度 熊本県高等学校総合体育大会
日 程 :6月 2日(土)
08:00 集合(桃田運動公園総合体育館)
8:30~ 9:00 計量(リミット計量)・組合せ抽選
11:00~11:30 開会式
11:30~ 競技:学校対抗戦・個人戦 試合終了後、開会式
(団体戦見どころ)
玉名工業は平成3年の静岡インターハイに出場して以来昨年までの27年間を連覇し続けている。 今年は28連覇をかけて小川工業と激突する。
小川工業は昨年の平成29年度に宮本慶太監督が赴任し、父(今年、定年を迎えた俊晴教諭)の教え以上の情熱を持って選手と向き合い強化してきた。 春の九州選抜で3位の実力を持つ55㎏級の西村と96㎏級の丸山を軸に、タイガーキッズ出身の三浦も戦力として加わり、戦力は確実にアップしている。
玉名工業は、今年4月にアジア選手権 日本代表経験を持つ山方教諭の赴任によって、選手たちへの技術指導と毎日のスパーリングで、春の九州選抜 団体優勝以上の力をつけている。 三原監督と二人体制で強化に抜かりはない。
九州選抜 優勝校の玉名工業が優勢に見えるが、小川工業もこの1年で若いコーチ陣を増強し、有望な新1年生も加わったことで、昨年までのものとは違う小川である事は予測できる。
団体戦は何が起こるかわからないものがあり、28連覇達成なるか玉名工業 それとも初の全国切符を手に入れるか小川工業
(個人戦見どころ)
■51㎏級 中尾(玉名2)、竹林(玉名1)、林田(小川1)、平川(玉名1)
濱田(小川1)、浅川(小川1)
中尾は昨年のインターハイ、国体、全国選抜、JOCと全国舞台の経験を持ち本命だが、新1年生がどこまで食らいつけるか 2位枠の九州大会の権利をつかむことは大きな経験値を伸ばすことになり今後の3年間にとって、大きなリードとなる。 1年生にとっては、チャンスである。
■55㎏級 西村(小川3)、田島(玉名3)、関 (北稜3)、竹林(玉名2)
内田(玉名2)、吉田(小川2)、田中(済々黌2)、村井(玉名1)
西谷(小川1)
西村と田島の激闘が予測されるが、過去の対戦では全勝で西村が有利であり、田島がどこまで食らいつけるか 両名共に意地の張り合い勝負となる。
■60㎏級 上田(玉名3)、椎葉(玉名2)、今井(小川2)、金井(玉名2)
河田(小川2)、西村(小川1)、松村(小川1)
上田が本命だろうが、2位の九州大会出場枠をかけた勝負がみもの 2年生の椎葉、今井、金井は横並びだが、JOCと全国選抜出場の経験を持つ椎葉が九州枠を勝ち取るか?
■65㎏級 大野(玉名3)、吉田(小川2)、前川(玉名3)、大谷(玉名2)
井上(小川2)、吉永(玉名1)、亀山(小川1)、三浦(小川1)
昨年の九州総体、九州選抜の覇者、全国選抜の準優勝でもある大野が本命であるが、2位の九州大会出場枠が混戦するだろう 吉田、前川、大谷、吉永、三浦による戦いで抜け出すのは誰だ? ジュニア経験でもある三浦が一歩リード
■71㎏級 坂口(玉名3)、田中(小川3)、村上(玉名2)、松本(北稜1)
出田(玉名1)、赤坂(小川1)
長年のジュニア経験者である坂口 我慢を続け、悔しさのバネ意地を見せられるか田中 横浜からジュニア経験を持ち九州入りした出田
3名の混戦状態になる事が予測され、誰が勝ってもおかしくはない状態。 気持ちが強い選手の勝利になる事は間違いない
■80㎏級 荒木(玉名3)、岩間(玉名2)、外山(玉名2)、藤井(小川2)
岡 (小川1)
荒木が本命であるが、全国選抜、JOCと怪我で棄権した影響が残るか? 岩間と藤井はJOC出場によって両名共に意識はとても高くなっており、どちらが勝利するか見ものである。
■92㎏級 丸山(小川3)、松島(済々黌3)、吉田(玉名3)、大槻(玉名1)
城川(玉名1)、小園(小川1)、永杉(北稜1)
本命は県新人戦や、玉名杯で優勝している丸山だが、練習量こそ少ないが、松島も玉名工と小川工への出稽古よって強化を図り、どこまで粘れるか? 新1年生も勢いがあり、丸山と松島の戦いに割って入ることが出来るか?
■125㎏級 田中(玉名2)、岩田(小川3)、青木(玉名1)、下村(小川1)
田中、岩田の勝負になるが、県新人戦、玉名杯の優勝と全国選抜経験をした田中が有利か? 青木、下村の新1年生がどの程度の実力か試され、混戦である事は間違いない